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独自形式リソースファイル(拡張子 .xml)クイックリファレンス †現在暫定で作成しています。 概要 †Sleipnir では一部のリソースが .xml という拡張子のファイルで記述されていますが、これは一般的な意味での XML ではなく、フェンリル社によって制定された独自仕様・速度重視のデータ形式です。構造は一見 XML に見えますが、異なる部分があるため XML 用のツールは使えません。 このページでは Sleipnir のリソースファイルとして使用される .xml ファイルを編集したり、その解説を読んだりする際に必要な知識をまとめます。ただし、最低限HTMLを編集できる程度の知識があるという前提で解説します(Sleipnir の .xml ファイルは XML と似ている部分もあるので、初歩的な部分や更に詳細な仕様はXMLを専門的に扱っているページが参考になるかも知れません)。 ある程度以上XMLに精通している人であっても、Sleipnir では高速化のためにXMLの仕様に反している部分があるという事情もあるためざっと目を通した方がいいかもしれません。(読まなくてもどうにかなるとは思います) リファレンス †基本的なこと †
要素 †具体例を挙げます。 <toolbar> <item name="GoBack" text="戻る" /> </toolbar> という記述があったとき、toolbar要素はこの全体を示します。(<toolbar>と</toolbar>も含みます) また、<toolbar>をtoolbar要素の開始タグ、</toolbar>を終了タグと呼び、特に無くタグなら一般に二つをセットとして指します。 toolbar要素の要素内容といった場合は[改行][半角スペース]<item name="GoBack" text="戻る" />[改行]を示します。つまり、toolbar要素のタグで挟まれた部分になります。 また、全てのtoolbar要素はtoolbar要素タイプであり、この中でtoolbarを要素タイプ名と言ったりしますが多分これは知らなくても大丈夫です。 Sleipnir のリソースファイルで使用できる要素タイプはそれぞれのファイルごとに異なります。 空要素 †要素内容が存在しない要素を空要素と呼びます。 HTMLでは終了タグを省略するだけでしたが、Sleipnir の .xml ファイルでは要素の例で既にあるように書式が若干違います。 <item name="GoBack" text="戻る" /> 上記のようにタグの末尾を/>にします。このような書式のタグを空要素タグと呼びます。 属性 †開始タグ内もしくは空要素タグ内において要素型名の部分に含まれない記述が属性になります。 <item name="GoBack" text="戻る" /> 上記要素には、name属性とtext属性が指定されています。 name属性のうちnameを属性名、GoBackを属性値と言います。 文字参照・エンティティ参照 †Sleipnir のリソースファイルでは使用できません*1が一応書いておきます。*2 一般的な XML では、構文上重要な意味を持つ'<'とか'&'などの文字や、他言語の文字を使用したい場合に文字参照という方法があります。 <& は<&と記述しています。 エンティティ参照は割愛。 コメント †Sleipnir のリソースファイルでは使用できませんが一応書いておきます。 一般的な XML における <!-- ほげほげ --> という記述は「ほげほげ」をコメントとして記述しています。 XML宣言(必ず一行目に記述) †<?xml version="1.0"?> 多分、他は受け付けません。*3エンコード指定もできないので文字コードはUTF-8に固定されます。*4 XML宣言と聞いてよく分からない人へ その他 †名前空間、CDATA、DTDなどは Sleipnir のリソースファイルでは使用できません。
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