Sleipnir 2.xx Tips †
Sleipnir 2.xx の公式的にアナウンスされていないTipsを公開しようと思います。
どんどん、追加してください。
仕様変更により最新バージョンで使用できなかったり、古いバージョンで使用できないものもあるかもしれません。
非公式なので実際に行う際には自己責任でお願いします。
問題などが発生しても保証できません。
- ◇Sleipnir 最新バージョン
- 2.xx
- 公式配布版の最新バージョンは 2.9.6 正式版 (build.2906400) です。 (2010/10/25リリース)
- テスト版の最新バージョンは 2.9.6 test3 (build.2906403) です。 (2011/03/29リリース)
- Sleipnir Gecko Preview Ver.(2.x.x testx + GeckoViewer, Geckoが既定のブラウザエンジン)の最新版は Sleipnir Gecko Preview Ver. (build.2906423) です。 (2011/3/29リリース)
- 3.xx (開発途上人柱版)
- Alphaバージョンの最新版は Sleipnir 3 Alpha (Design Preview) (Number.3000101) です。 (2008/10/31リリース)
- betaバージョンの最新版は Sleipnir 3 beta です。 (2010/12/02リリース)
- betaバージョン テスト版の最新版は Sleipnir 3 beta test 13 です。 (2011/04/01リリース)
設定ファイル("<app_dir>\prefs\prefs.ini")
プロファイルの設定ファイルです。
使用する言語を指定します(build.2204100 以降で使用可)。
(auto) を指定すると、お使いの OS の言語を優先します。
現在のバージョンでは日本語リソース(japanese)と英語リソース(english)が同梱されています。
使用するスタイル設定を指定します。
スタイルによってはデフォルトスキンを指定しているものもあります。
Skin=default にしておくことで最適なスキンが選択されます。
運用中にスタイルを変更するとお気に入りが正しく接続されないことがあります。
- default スタイル(簡易的なスタイル)*1
Style=default この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです #Style=sleipnir #Style=advance |
- sleipnir スタイル(標準的なデフォルト設定のスタイル)
#Style=default この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Style=sleipnir #Style=advance |
- advance スタイル
#Style=default この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです #Style=sleipnir Style=advance |
そのほか、自分でスタイル設定を作成することも可能(スタイルファイル)
使用するスキンを指定します。
(auto) を指定すると、初回起動時にテーマを自動判別します。
- Windows XP でテーマが使用されている場合は default
- それ以外は Sleipnir
を初期スキンにします。
- 自動
Skin=(auto) この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです #Skin=default #Skin=sleipnir #Skin=windows_xp #Skin=vs_net |
- default
#Skin=(auto) この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Skin=default #Skin=sleipnir #Skin=windows_xp #Skin=vs_net |
- sleipnir
#Skin=(auto) この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです #Skin=default Skin=sleipnir #Skin=windows_xp #Skin=vs_net |
設定ファイル("\settings\{ユーザー名}\setting\user.ini")
Sleipnir オプションなどの設定が記録されているファイルです。各ユーザーごとに作られます。
user.ini の編集は Sleipnir が起動していない状態で行って下さい。起動中に編集しても反映されません。
また編集の際、user.ini に既に指定のセクション、キーがある場合は、それらを新しく追加するのではなく、既にある部分を書き換えるようにして下さい。
なお user.ini は UTF-8N(BOM なし)で保存しないと BOM が悪さをして設定の一部が壊れてしまうようです。
GUI 上から割り当てられないキーコードを割り当てる †
現在、一部のキーはショートカットに割り当てることができません(参考)。
user.ini の KeyBind セクションを編集すると割り当てることのできないキーにも割り当てることが可能です。
キーの詳細
- Count
- Keyxx_Action
- Keyxx_Code
- Keyxx_Shift
- Keyxx_Ctrl
- Keyxx_Alt
- Keyxx_2Bind
以下はツーストロークキーを true にした場合に指定します。
true でなければ指定する必要はありません。
上記の各キーと同じ指定をします。
- Keyxx_Code2
- Keyxx_Shift2
- Keyxx_Ctrl2
- Keyxx_Alt2
xx の部分は数値です
(数値は 0 から始まっているので Count-1 です)。
- キーコード一覧
- 割り当てが可能な主なキーは以下の通りです。
キー | キーコード | 備考 |
Backspace | 8 | | 指定が可能で記述のないキーが ありましたら追記してください。 |
Tab | 9 | |
Enter | 13 | 表示されません |
Pause | 19 | 表示上は化けます |
Esc | 27 | |
Space | 32 | |
Delete | 46 | |
Windows | 91 | スタートメニューも表示されます |
Application | 93 | 表示上は化けます |
ページ検索バーのインクリメンタルサーチを調整する †
Sleipnir のページ検索バーに文字を入力すると、自動的にその語が検索され、語のある地点へページがスクロールします。Enter キーや検索ボタンを押さなくても検索を行ってくれる便利な機能ですが、意図しないタイミングで検索が行われてしまうという副作用もあります。
インクリメンタルサーチ機能を使いたくない場合は、user.ini の [SearchDock] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.5.11 test4 以降)。
DisableIncrementalSearch="true"
インクリメンタルサーチ機能の動作間隔を指定したい場合は、user.ini の [SearchDock] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.5.11 test4 以降)。
IntervalIncrementalSearch="数値"
「数値」の部分には、動作間隔をミリ秒で指定して下さい。
Alt キーでのメニューバー表示を行わない †
メニューバーを非表示にしている際に Alt キーを押すと、一時的にメニューバーが表示されます。この動作を無効にしたい(Alt キーを押してもメニューバーが出ないようにしたい)場合は、 user.ini の [ClientSetting] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.5.9 以降)。
EnableShowMenuOnAltDown="false"
スクロールタブのスクロール量を調整する †
「Sleipnir オプション|Dock|タブ」の「スタイル」を「スクロール(1行)」にしている時のスクロール量を調整できます。user.ini の [TabDockSetting] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.20 test7 以降)。
ScrollSize="数値"
「数値」の部分にスクロール量を指定して下さい。
Headline-Reader Plugin のフォントを調整する †
user.ini の特定部分を直接編集することで Headline-Reader Plugin のフォントを調整できます(Headline-Reader Plugin 1.02 以降。参考1,参考2)。
例:フォントを「MS 明朝」、フィード一覧(パネル)のフォントサイズを「9 ポイント」、記事リスト(Dock)のフォントサイズを「10 ポイント」にする場合
[VclSettings]
FontName="MS 明朝"
[HeadlineFeed]
FontSize="9"
[HeadlineArticle]
FontSize="10"
user.ini に既に上記のセクション、キーがある場合は、新しく追加するのではなく、既にある部分を書き換えて下さい。
Headline-Reader Plugin のツリーに点線を表示する †
フィード一覧パネル内に、各アイテムの親子関係を示す点線を表示します。user.ini の [HeadlineFeed] セクションに次の二行を加えて下さい。
ShowLines="true"
ShowRoot="false"
ついでにキー「ShowSwitchButtons」の値を「"true"」にしておくと、見た目がより自然になります(Headline-Reader Plugin 1.3.0以降)。
従来のコンテキストメニューを使う †
Sleipnir 2.5.14 以降、Trident ビュー内での右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が Sleipnir 独自の表示になりました。従来のメニューを使用したい場合は user.ini の [IEBrowser] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.5.14 test2 以降)。
EnableCustomMenu="false"
ただしこの場合、以下などの副作用が発生します。
- Yahoo!メールの確認ダイアログが表示されなくなる。
- コンテキストメニューの「お気に入りに追加」でIEのお気に入りへ追加される。
- コンテキストメニューに対してスキンが効かない。
- 対応する ~.XML ファイルを作成しても、コンテキストメニューに項目が追加されない。
- 「Sleipnir オプション|ビュー|Trident」の「無効なコンテキストメニュー項目を表示する」がグレーアウトする。
画像のドラッグで画像のキャッシュを開く †
Sleipnir 2.5.13 以前では、ビュー内の画像をドラッグすると新しいウィンドウ(タブ)が開き、画像のキャッシュが表示されました。この動作は 2.5.14 で廃止されましたが、有効にしたい場合は user.ini の [IEBrowser] セクションに次の一行を加えて下さい(Sleipnir 2.5.14 test2 以降)。
EnableDragImages="true"
ダブルクリックスクロール機能を有効にする †
ビューの上方で左ダブルクリックするとページ上端へ、ビューの下方で左ダブルクリックするとページの下端へ移動できる機能です。この機能を有効にしたい場合は user.ini の [MouseExtension] セクションにある次の二行を編集して下さい(Sleipnir 2.5.15 test5 以降)。
EnableDoubleClickScroll="false"
DoubleClickScrollRange="20"
- 「false」を「true」に変えると、ダブルクリックスクロール機能が有効になります。
- 「20」の数値を増やすと、ダブルクリックが認識される「ビュー上方」「ビュー下方」の範囲を広げることができます。
ダブルクリックスクロール機能を使用する場合は、「Sleipnir オプション|ユーザー インタフェース|マウス割り当て」の「左ダブルクリック」を、「(なし/規定)」に設定しておいて下さい。
Glanchip のサムネイル画質を変更する †
タブにマウスカーソルを乗せるとサムネイルが表示されるようになるプラグイン「Granchip」用の非公式設定です。サムネイルの作成のアルゴリズムを変更できます。user.ini の [TabThumbnail] セクションに次のキーを作成して下さい(Sleipnir 2.6.0 & Granchip 1.0.0 以降)。
InterpolationMode="0"
「"0"」には以下の値が指定できます。縮小内容にもよりますが、基本的に「"0"」が最も低画質、「"3"」が最も高画質な縮小になります。
0:バイリニア
1:バイリニア(高品質)
2:バイキュービック
3:バイキュービック(高品質)
参考・情報元:TAKUYA.LAB
一度無効にした簡易ヘルプ機能を再び有効にする †
Sleipnir 2.7.0 以降「簡易ヘルプ」と呼ばれる機能が追加されました。インターネット接続が切断されている場合や、存在しないドメインを呼び出した場合など、「サーバからの応答がなかった時」に特殊な案内表示がされるというものです(404エラー、503エラーなど、「サーバから応答があった」場合には表示されません。IEと同じエラー画面が表示されます)。
この「簡易ヘルプ」機能は、「簡易ヘルプ」表示の一番下にある「次からこの簡易ヘルプを表示しない」をクリックすると次回から無効になり、以後はIEと同じエラー画面が表示されるようになります。
いったん無効にした「簡易ヘルプ」機能を有効に戻したい場合は、user.ini の [IEBrowser] セクションから
ShowHelpOnNavigateError="false"
となっている部分を探し、これを
ShowHelpOnNavigateError="true"
と書き換えて下さい。「簡易ヘルプ」機能が再び有効になります(Sleipnir 2.7.1 以降)。
なお「簡易ヘルプ」機能は Sleipnir 2.8.5 で廃止されました。2.8.5 以降で上記の設定を行っても有効にはなりません。
お気に入り削除時に確認ダイアログを表示する †
user.ini の [ClientSetting] セクションから
ConfirmDeleteImportantItem="false"
となっている部分を探し、これを
ConfirmDeleteImportantItem="true"
と書き換えて下さい。お気に入りパネル、リンクバーのお気に入りを削除しようとした時、確認ダイアログが表示されるようになります(Sleipnir 2.8.0以降)。
なお FavoritesEditor での削除確認ダイアログは、user.ini を書き換えずとも「Sleipnir オプション|ビュー|Favorites Editor」の「アイテムを削除するとき確認する」で設定できます。
Windows 7 の AeroPeek 対応を無効にする †
user.ini の [ClientSetting] セクションに
EnableAeroPeek="false"
を加えてください。AeroPeek(タスクバーでタブのプレビューが可能となる機能)への対応が無効となり、結果、CPU 使用率も下がります(Sleipnir 2.9.2 正式版以降)。
Windows 7 以外の環境では、おそらく意味はありません。
参考・情報元:作者発言@2ch Part236, 作者発言@2ch Part237
独自形式リソースファイル(拡張子 .xml) †
"インストールフォルダ\resouces\languages\default\japanese\"
を開くと、いくつか拡張子が .xml の独自形式リソースファイルがあるのでそれをエディタで直接編集できます。
編集した ~.xml ファイルは、
"インストールフォルダ\setting\ユーザー名\settings\Override\"
へ、編集元ファイルと同じファイル名で保存して下さい。
標準ツールバーの文字を非表示にする †
「ToolBar.xml」に
<item name="GoBack" text="戻る" visible="true" />
とある場合、
<item name="GoBack" text="戻る" visible="false" />
<item name="GoBack" text="戻る" />
のどちらかにすることで、ツールバーのボタン横の「戻る」「検索」「お気に入り」といった文字を消すことが出来ます。
なお、使用しているスキンの「skin.ini」で
「General」セクションに「ButtonText=false」と記述されていた場合、
上記のカスタマイズに関わらず、ボタン横の文字は表示されません。
各メニューを編集する
拡張子 .xml の独自形式リソースファイルには、Sleipnirの各種メニューが規定されているものがあります。
それらを編集することで、各種メニューを自分が使いやすいものへと調整することができます。
例えば、SmartSearchPopup.xml を編集することで、SmartSearchのメニューを改変できます。
参考:FAQ|Q. SmartSearch の「キーワードをウェブから検索」を Google などのエンジンにしたい。
- 変更したいメニューに対応した ~.xml ファイルをテキストエディタで開く。
- "インストールフォルダ\resources\languages\sleipnir\japanese\MainMenu.xml"
を参考に、項目を追加・削除する。
- 編集したファイルを、元のファイル名と同じ名前で保存する。
- Sleipnirを再起動すると、メニューの中身が変わっている。
必ず、バックアップを取ってから作業することをお奨めします。
Overrideフォルダも活用して下さい。
.xml ファイルとメニューの対応はこのようになっています(2.5.14 正式版での一部例)。
ファイル名 | 適用部位(いつどこに表示されるメニューか) |
MainMenu.xml | メニューバー |
WindowBarPopup.xml | ウィンドウバーのメニュー(閉じる関係) |
WindowBarPopup2.xml | ウィンドウバーのメニュー(ウィンドウ配置関係) |
ToolBarPopup.xml | 標準ツールバー上で右クリックした時 |
NewWindow.xml | 標準ツールバーの「新規作成」ボタン |
PopRecentlyHistoryPopup.xml | 標準ツールバーの「最後に閉じたページを開く」ボタン |
GoBackPopup.xml | 標準ツールバーの「戻る」ボタン |
GoForwardPopup.xml | 標準ツールバーの「進む」ボタン |
GoUpPopup.xml | 標準ツールバーの「上のディレクトリに移動」ボタン |
AutoRefreshPopup.xml | 標準ツールバーの「自動更新」ボタン |
FontSizePopup.xml | 標準ツールバーの「文字のサイズ」ボタン |
EncodePopup.xml | 標準ツールバーの「エンコード」ボタン |
MailAndNewsPopup.xml | 標準ツールバーの「メールとニュース」ボタン |
MDIWindowPopup.xml | 標準ツールバーの「MDIWindow」ボタン |
PersonalBarItemPopup.xml | リンクバーのお気に入り項目を右クリックした時 |
PersonalBarFolderPopup.xml | リンクバーのフォルダを右クリックした時 |
PersonalBarDynamicFolderPopup.xml | リンクバーのRSSダイナミックフォルダを右クリックした時 |
TabPopup.xml | タブバーのタブを右クリックした時 |
TabContextPopup.xml | タブバーの何もないところを右クリックした時 |
SwitchPanelPopup.xml | エクスプローラバーのパネルタイトル部分を左クリックした時 |
SmartSearchPopup.xml | SmartSearchのメニュー |
QuickSecurityPopup.xml | ステータスバーのクイックセキュリティを右クリックした時 |
ZoomControlPopup.xml | ステータスバーのズーム機能を左クリックした時 |
PopupBlockPopup.xml | ステータスバーのポップアップブロックを右クリックした時 |
StdActionsTasktrayPopup.xml | タスクトレイのSleipnirアイコンを右クリックした時 |
備考 - メニューエディタについて
Sleipnir 2.5.14 より、オプションにメニュー編集画面が実装されました(Sleipnir オプション|ユーザー インタフェース|メニューエディタ)。
メニューエディタでメニューを編集すると、自動的に Override フォルダへ 改変済みの .xml ファイルが作られます(既に .xml ファイルがある場合、前回の状態を自動バックアップした .xml.bkup ファイルも作られます)。
備考 - 右クリックメニューの編集
Sleipnir 2.5.14 より、Trident ビュー内での右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が編集可能になりました。
IE 標準のメニュー項目は改変できませんが、標準項目の前または後ろに Sleipnir のメニューを追加することができます。
ファイル名 | 適用部位(どの右クリックメニューの どこに追加されるか) |
BrwsCtxtMenuStdDefaultPopup.xml | 通常(標準項目の前) |
BrwsCtxtMenuStdAddPopup.xml | 通常(標準項目の後ろ) |
BrwsCtxtMenuAchDefaultPopup.xml | リンク上(標準項目の前) |
BrwsCtxtMenuAchAddPopup.xml | リンク上(標準項目の後ろ) |
BrwsCtxtMenuCtlDefaultPopup.xml | フォーム部品上(標準項目の前) |
BrwsCtxtMenuCtlAddPopup.xml | フォーム部品上(標準項目の後ろ) |
BrwsCtxtMenuImgDefaultPopup.xml | 画像上(標準項目の前) |
BrwsCtxtMenuImgAddPopup.xml | 画像上(標準項目の後ろ) |
BrwsCtxtMenuTxtDefaultPopup.xml | 文字選択上(標準項目の前) |
BrwsCtxtMenuTxtAddPopup.xml | 文字選択上(標準項目の後ろ) |
- メニュー編集:XMLのパースがいまいちらしく、<!---->のコメントは誤認識される模様。 --
- 「MainMenu.xml」からよく使う項目を選んで「MailAndNewsPopup.xml」に追加すると、ツールバーの「MailAndNews」アイコンからそれらの項目を選べるようになります。また同様に「PopupBlockPopup.xml」に「ページブロックの有効」「URI アクションの有効」「ステータスバーに URI のみ表示」あたりを足すと、ステータスバーのポップアップブロックアイコン右クリックからそれらの項目を選択できるようになります。おすすめ。 --
※検索バーのポップアップメニューについては、「検索バーメニューの編集」を参照してください。
この項目はSearchEngineList.xmlに移動しました。
検索バーメニューの編集
使用する検索エンジンは、予めSearchEngineList.xmlで定義されている必要があります。
※SearchEngineList.xmlの編集については「検索エンジンリストの編集」を参照してください。
インストールフォルダを開いて、
resources\languages\default\japanese\SearchMenu.xml
を編集します。
ファイルの中身は以下のような書式になっています。
各項目は以下のように記述します。
<item name=" 項目名 " action=" アクション名 " newWindow=" 新規ウィンドウ " />
- 項目名は実際に表示される名称です。
- 項目名が「-」の場合はセパレータになります。
- アルファベットの前に&を付けると、キーボードのそのアルファベットのキーをタイプしたときにその項目にジャンプできます(アクセラレータ文字)。
- アクション名はSearchEngineList.xmlで指定したものです。これを間違えると違う検索エンジンで検索されるので注意してください。
- 新規ウィンドウは
検索した際に新しいウィンドウ(タブ)を開くかどうか指定します。 現在のところ不明です。とりあえずautoを指定しておいた方がいいでしょう。
メニューを階層化したい場合は以下の様にfolderタグで括ります。
<folder name="グループ名" > この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです <item ... /> : </folder> |
- グループ名は実際に表示される名前です。
- 項目名と同じようにアルファベットの前に&を置くとアクセラレータ文字が使えます。
- folder要素の中に、更にfolder要素を含めることが出来ます。
「GoButtonMenu.xml」をエディタで開き、編集して下さい(resources\languages\default\japanese\GoButtonMenu.xml を任意のエディタで開く、もしくは拡張メニューの「拡張メニューを編集(&A)」をクリックする)。
※ご注意! 「拡張メニューを編集(&A)」で開いた「GoButtonMenu.xml」はdefaultリソースのフォルダ内にあるため、Sleipnirアップデート時にリセットされてしまいます。編集したファイルはOverrideフォルダへ保存しましょう(参考:Overrideとplugins.ini)。
アドレスバー拡張メニューは以下のような書式になっています。
<item name=" 項目名 " action=" アクション名 " />
- 項目名はメニュー項目の表示文言です。検索バーメニューの編集と同じく、セパレータ、アクセラレータ文字も指定できます。
- アクション名でそのメニューの機能を設定できます。次の4系統のどれかを記述して下さい。
- application:~
指定したプログラムを起動します。実行したいプログラムのパスを指定して下さい。引数として変数「{URL}」「{INI_DIR}」が活用できます。
- bookmarklet:~
現在のページに対し、あらかじめ作製しておいたJavaScriptを実行します(ただし、ページのJavaScript実行が許可されていないと動作しません)。「Sleipnirインストールフォルダ\bookmarklet\ファイル名.js」の「ファイル名」を指定して下さい(拡張子「.js」は不要です)。
- sleipnir:~
アドレスバー専用アクションを実行します。「お気に入り検索」ならば「sleipnir:SearchFavorites」です。
- http:~
指定したアドレスを開きます。変数「{URL}」が使用できます。
- 上記の4つ以外の文字列で始まるアクション名は使えません。「メニューの書式が不正です」と警告されます。
- アクション名中に記した「{URL}」はアドレスバーの文字列に、「{INI_DIR}」は「Sleipnirインストールフォルダ\resources\languages\default\japanese\」に置き換わります。
このほか、検索バーメニューの編集と同じくfolderタグによってメニューを階層化することができます。
以下は参考例です。
例:ProxomitronのURLコマンドを楽に呼び出すメニューの追加
※actionを「bookmarklet:hogehoge」にすると、「%インストールフォルダ%\bookmarklet\hogehoge.js」に記述されているスクリプトを実行できます。
※ XXXX- の部分は各自の環境に合わせて書き換えて下さい。
- GoButtonMenu.xml に加える記述
<folder name="Proxomitron(&X)"> この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです <item name="bypass(&B)" action="bookmarklet:ProxomitronBypass"/> <item name="src(&S)" action="bookmarklet:ProxomitronSrc"/> <item name="debug(&D)" action="bookmarklet:ProxomitronDebug"/> <item name="bin(&I)" action="bookmarklet:ProxomitronBin"/> <item name="bout(&O)" action="bookmarklet:ProxomitronBout"/> <item name="bweb(&W)" action="bookmarklet:ProxomitronBweb"/> </folder> |
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronBypass.js の内容
document.location="http://XXXXX-bypass.."+document.location.href.substring(7);
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronSrc.js の内容
document.location="http://XXXXX-src.."+document.location.href.substring(7);
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronBin.js の内容
document.location="http://XXXXX-bin.."+document.location.href.substring(7);
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronBout.js の内容
document.location="http://XXXXX-bout.."+document.location.href.substring(7);
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronBweb.js の内容
document.location="http://XXXXX-bweb.."+document.location.href.substring(7);
- %sleipnirのインストールフォルダ%\bookmarklet\ProxomitronDebug.js の内容
document.location="http://XXXXX-dbug.."+document.location.href.substring(7);
例:他のブラウザで開くメニューの追加
※actionを「application:プログラムのパス {URL}」にすると、アドレスバーの文字列を特定のプログラムに送ることができます。
※各プログラムのパスは、各自の環境に合わせて書き換えて下さい。
- GoButtonMenu.xml に加える記述
<folder name="他のブラウザで開く(&R)"> この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです <item name="Firefox で開く" action="application:C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe {URL}" /> <item name="Opera で開く" action="application:C:\Program Files\Opera\opera.exe {URL}" /> <item name="JaneStyleで開く" action="application:C:\Program Files\JaneStyle\Jane2ch.exe {URL}" /> <item name="smoopy で開く" action="application:C:\Program Files\smoopy\smoopy.exe {URL}" /> <item name="Hidemarnet Explorerで開く" action="application:C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe /wb {URL}" /> <item name="Netscape で開く" action="application:C:\Program Files\Netscape\Netscape\Netscp.exe {URL}" /> <item name="影鷹 で開く" action="application:C:\Program Files\Kagetaka\bin\kagetaka.exe {URL}" /> </folder> |
例:アドレス後方補完メニューの追加
※アドレスバーに「/」で終わるアドレスを記入してからメニューを選択して下さい。補完後のアドレスを新規ウィンドウに開きます。「パラメータで開かれたウィンドウをアクティブにする」がオンになっている場合、開くと同時にアクティブになります。
- GoButtonMenu.xml に加える記述
<folder name="後方補完(&K)"> この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです <item name="index2.html 補完(&1)" action="application:{INI_DIR}..\..\..\..\bin\Sleipnir.exe {URL}index2.html" /> <item name="menu.html 補完(&2)" action="application:{INI_DIR}..\..\..\..\bin\Sleipnir.exe {URL}menu.html" /> <item name="link.html 補完(&3)" action="application:{INI_DIR}..\..\..\..\bin\Sleipnir.exe {URL}link.html" /> <item name="上のディレクトリに移動(&U)" action="application:{INI_DIR}..\..\..\..\bin\Sleipnir.exe {URL}../" /> </folder> |
"インストールフォルダ\resouces\languages\スタイル\言語\"
にある、拡張子がiniとなっているファイルです。
※Sleipnir 2.6.1現在、「Client.ini」以外のINIリソースファイルはOverrideフォルダに置いても読み込まれないようです。
Sleipnirオプションの文字がはみ出ないようにする †
「Client.ini」の「DefaultGuiFont="true"」を「DefaultGuiFont="false"」にすると、
Sleipnirオプションで使用されるフォントが「MS UI Gothic」になります。
「SearchDock.ini」の「StringTable」セクションにある
ItemSearchNext=次を検索
ItemSearchPrevious=前を検索
ItemHighlight=ハイライト
という部分を
ItemSearchNext=
ItemSearchPrevious=
ItemHighlight=
と変えると、ページ検索バー内のアイコン横に付いていた文字が消えます。
UserActionスクリプトに使える言語を増やす †
「インストールフォルダ\resouces\languages\default\english\ScriptEngine.ini」に追記することで、UserActionスクリプトとして使用できるスクリプト言語を増やせるとのことです。
参考・情報元:
UserAction Extension でオレオレスクリプトのススメ (1) (Developer's Blog)
resources\skins\スキン名\skin.ini を編集します。
skin.iniの詳細は「スキンの作成|skin.iniの各項目」を参照して下さい。
2.00 正式版(build.2004100)以降対応
インストールフォルダを開いて、"styles/スタイル.ini"ファイルを編集します
(デフォルトでは sleipnir.ini のはずです)。
編集は、Sleipnirが起動していない状態で行って下さい。
- 2.40 ベータ版以降
SmartInstallerを使用してプラグインをインストール、変更することにより、
styles/スタイル.iniより優先順位の高いsettings/ユーザー名/setting/Plugins.iniが自動的に生成されます。
ですので以下の説明の"styles/スタイル.ini"をsettings/ユーザー名/setting/Plugins.iniに読み替えてください。
関連ページ:ユーザー別にスタイルを決める
- 2.46 正式版以降
SmartInstallerを使用してプラグインをインストール、変更することにより、
styles/スタイル.iniより優先順位の高いprefs/Plugins.iniが自動的に生成されます。
ですので以下の説明の"styles/スタイル.ini"をprefs/Plugins.iniに読み替えてください。
関連ページ:Overrideとplugins.ini
表示するツールバーなどをカスタマイズする †
「<< Toolbar モジュール >>」という部分以下を編集し、
Sleipnir各パーツの表示/非表示を設定することができます。
表示順序、並び順を変更することもできます。
※ToolBarx=のxを必ず連番にしてください。
[ToolBar] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです AddressBar.fx = アドレスバー SearchBar.fx = 検索バー PersonalBar.fx = リンクバー RoboformAdaptor.fx = Roboform |
同様に、「<< StatusBar モジュール >>」の編集。
※ StatusBarx=のxを必ず連番にしてください。
[StatusBar] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです SwitchSecurity.fx = セキュリティの個別切り替え AddonControl.fx = アドオンの管理 PrivacyReport.fx = プライバシーレポート SslState.fx = SSL認証 PopupBlock.fx = ポップアップブロック QuickSecurity.fx = クイックセキュリティ SecurityZone.fx = セキュリティゾーン ZoomControl.fx = ページの倍率 RssAutoDiscovery.fx = RSSの自動検出 |
「<< Dock モジュール >>」は順番によって大きくスタイルが変化します。
※Dockx=のxを必ず連番にしてください。
[Dock] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです ExplorerBarTabDock.fx = エクスプローラバー切り替えタブ ExplorerBarDock.fx = エクスプローラバー TabDock.fx = タブ |
例1:検索バーの数を増やす
[ToolBar] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです ToolBar1=AddressBar.fx ToolBar2=SearchBar.fx ToolBar3=SearchBar.fx ToolBar4=SearchBar.fx ToolBar5=PersonalBar.fx ToolBar6=RoboformAdaptor.fx |
※検索バーの複数表示は想定外の利用法で、いずれ出来なくなります。将来的には別プラグインにより対応されるかも知れません。
例2:ステータスバーに Sleipnir1.66 相当のセキュリティ切り替えアイコンを表示する
[StatusBar] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです StatusBar1=SwitchSecurity.fx |
例3:タブをエクスプローラバーの上まで表示する。
[Dock] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Dock1=TabDock.fx Dock2=ExplorerBarTabDock.fx Dock3=ExplorerBarDock.fx |
旧 Sleipnir(1.xx 系) 用のパネルプラグイン(spx)を使用する。 †
まずはじめに前提知識として、プラグイン設定スタイルファイルをご覧ください。
- 旧スレイプニル用のプラグインを用意しておきます。
旧SleipnirWikiなどから入手するといいでしょう。
- Sleipnir、SleipnirSpeedLauncherを終了します。
- 用意しておいたspxファイルを"インストールフォルダ\plugin\spx"に移動します。
- 下記のいずれかをします。上の方法のほうが二度目三度目が楽です。
- ブリッジプラグイン更新バッチファイルをダウンロード、解凍しCopyBridgePlugins.jsを"インストールフォルダ"に移します。
CopyBridgePlugins.jsを実行します。
- "インストールフォルダ\plugins\panel"を開きます。
そこにRssPlugin.fxというファイルがあるので、これを同じフォルダ(plugin\panel)にコピーして、ファイルの名前を追加したいプラグインの名前.fxに書き換えます。
※本来なら spx を経由させるためのプラグインならどれでも大丈夫だが、RssPlugin.fx以外は古い場合がある。
- "インストールフォルダ\styles"フォルダを開くとsleipnir.iniというファイルがあるので開いてください。
すると、
[Panel] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Panel1=BookmarkPanel.fx Panel2=HistoryPanel.fx Panel3=WindowListPanel.fx Panel4=RssPlugin.fx |
となっている場所があるので(# で始まっている行はコメントなので無視します)、その下に、
Panel5=追加したいプラグインの名前.fx
を追加して下さい。
- これで起動するとプラグインが使用できるようになっているはずです。
例:FormManager.fxを追加してみます。
- まずFormManager.spxを入手します。旧Sleipnirに同梱されているのでインストールしてFormManager.spxだけ別の場所にコピーなり移動なりして下さい。
旧Sleipnirは不要ならそのままアンインストールしても構いません。
- Sleipnir、SleipnirSpeedLauncherを終了します。
- FormManager.spxを"インストールフォルダ\plugins\spx"に移動します。
- 下記のいずれかをします。上の方法のほうが二度目三度目が楽です。
- ブリッジプラグイン更新バッチファイルをダウンロード、解凍しCopyBridgePlugins.jsを"インストールフォルダ"に移します。
CopyBridgePlugins.jsを実行します。
- "インストールフォルダ\plugins\panel"フォルダを開き、RssPlugin.fxを同じフォルダにコピーしてFormManager.fxにリネームします。
- "インストールフォルダ\styles\sleipnir.ini"を開いて編集します。とりあえず以下のように編集しました。
[Panel] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Panel1=BookmarkPanel.fx Panel2=HistoryPanel.fx Panel3=WindowListPanel.fx Panel4=RssPlugin.fx Panel5=FormManager.fx |
これでSleipnir 2.xx を起動するとエクスプローラバーのパネルにFormManagerが追加されているはずです。
関連ページ:旧プラグインの活用,OtherPlugin
- FormManagerを追加して、使おうとすると、ボタンが表示されないのですが、何か間違っているのでしょうか? -- zin
- \prefs\prefs.ini の << Style >> でどのスタイルファイルを指定していますか。ここで指定した名前のスタイルファイルを開いてください。
Style=default この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです ↓ \styles\default.ini
Style=sleipnir ↓ \styles\sleipnir.ini |
--
- Tipsの項目に追加していただきありがとうございます。 早速入れてみたのですが、ボタンを押すと灰色の背景のみ表示されて 登録ボタンなど 一切表示されません・・ -- 伸
- 自分も伸さんと同じ状態です。灰色の背景が表示されるのみです。IEのブックマークは変更できたので、スタイルファイルの指定は間違っていないと思います.dllか.spxがおかしいってことでしょうか? --
- どうやらWikiのspxが古いみたいですね。1.67テスト版からFormManeger.spxだけアップロードするのでそれで試してみてください。 --
- FormManager.zipにアップロードしました。 --
- ありがとうございます --
- 克成 -- 椎塚
- FormMAnagerについて:拡張子をdllではなくfxにして試してみたのですが、全面灰色の背景色になります。同種の他のアプリと連携するようになったので、これは廃されたのでしょうか? --
- 俺の環境ではお気に入り→FormMAnagerに切り替えたときのみ表示がバグる。その他は平気。 --
- ブリッジプラグイン更新バッチファイルを更新しました。98/98SE/MEではbatファイルが使用できなかったようです。申し訳ございません。 --
2005-12-25 追記
クリスマスリリースのtest版[ 2.21 test3 (build.2214103) ]では、上記のプラグインが使用できなくなっているようです。
作者発言@2ch-> " ブリッジプラグイン(RssPlugin.fx等)を最新のものに書き換えれば動くと思います。"
と言うことなので、最新のtest版に同梱のRssPlugin.fxを一時フォルダにコピーして、動作しなくなったブリッジプラグインのファイル名にリネームしたのち上書き保存することで動作するようになります。
ブリッジプラグインのファイル名は、例えば以下のようなものです。
- FormManager.fx
- RssClipAdapter.fx(RSSクリップ 1.00 正式版)
- LauncherPanel.fx(v1.3 : 2ch の Skin-Plug-in スレで公開されていたもの)
- MosamosaPanel.fx(v1.5 : 2ch の Skin-Plug-in スレで公開されていたもの)
1. 例1:Sleipnir 独自のお気に入り(FenrirBookmark.fx)を使用する
- 利点
- お気に入りやフォルダ毎に独自の設定が可能
- セキュリティの設定
- アイコンの指定(未実装)
- 自動更新の有無
- 使用するブラウザエンジン
- エンコード
- ズーム倍率
- ナビゲーションロックの有無
- 同じ階層に同じ名前のフォルダやお気に入りを登録できる
- 自動バックアップにより以前のお気に入りを復元させることが可能
- 拡張子が xml, rdf の URL を自動で RSS として表示
- その他
- 欠点
- IE のお気に入りと自動同期できない
- エクスポートを手動で行うことにより IE お気に入りに移すことは可能
- 環境によってはファイルが壊れることがある
- その他
[Bookmark] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Bookmark=FenrirBookmark.fx #Bookmark=IEFavorites.fx |
2. 例2:IE のお気に入り(IEFavorites.fx)を使用する
- 利点
- IE のお気に入りをそのまま使用できる
- お気に入りが自動ソートされる(現在、正常に動作していない模様)
- IE のお気に入りを使用しているのでファイルが壊れることは基本的にない
- 欠点
- お気に入りの個別設定ができない
- 同じフォルダ階層内に同じ名前のお気に入りやフォルダを登録できない
- RSS を使用できない
- 不具合が多い
- その他
[Bookmark] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです #Bookmark=FenrirBookmark.fx Bookmark=IEFavorites.fx |
Bookmark プラグインは必ず指定する必要があります。
プラグイン読み込み優先順位について †
例1:最初に出るパネルをウインドウ一覧にしたい
[Panel] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Panel1=WindowListPanel.fx Panel2=BookmarkPanel.fx Panel3=HistoryPanel.fx Panel4=RssPlugin.fx Panel5=FormManager.fx |
一番上が最初に読み込まれるプラグインです。
例2:エクスプローラーバーを出した時タブを固定しておきたい
[Dock] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです Dock1=TabDock.fx Dock2=ExplorerBarTabDock.fx Dock3=ExplorerBarDock.fx Dock4=SearchDock.fx Dock5=OutputDock.fx |
上方にあるプラグインから優先して表示されます。
Embedded Toolbar モジュール †
複数のツールバーを標準ツールバーに収めることができる仕組みです。Advanceデザインで使用されているものです。
EmbeddedToolBarx=サイズ:プラグイン名
の形で記述してください。
サイズに -1 を指定すると自動でサイズが変更されます。
-1 は 1 つしか指定できません。
例:アドレスバーと検索バーを結合し、アドレスバーのサイズを自動にする
[EmbeddedToolBar] この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです EmbeddedToolBar1=-1:AddressBar.fx EmbeddedToolBar2=220:SearchBar.fx |
主にコントロールパネルからの設定やレジストリの編集を利用するもので便利なTipsです
レジストリを編集する際には十分な知識を持って、細心の注意を払った上で行ってください。
OS自体が起動しなくなる可能性もあります。
スタートメニューのインターネットに設定
- スタートメニューの「インターネット」に設定するには?
レジストリを編集する必要があります。 レジストリの編集は自己責任で。分からないことがあれば諦めましょう。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet] @="Sleipnir.exe"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\Sleipnir.exe] @="Sleipnir" "LocalizedString"="Sleipnir"&br
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\Sleipnir.exe\DefaultIcon] @="C:\\Program Files\\Fenrir & Co\\Sleipnir\\bin\\Sleipnir.exe,0"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\Sleipnir.exe\shell]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\Sleipnir.exe\shell\open]
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\StartMenuInternet\Sleipnir.exe\shell\open\command] @="C:\\Program Files\\Fenrir & Co\\Sleipnir\\bin\\Sleipnir.exe" |
拡張子 .reg のファイルにエンコード形式をUTF-16(BOM付き)で保存して実行して下さい。
C:\Program Files\Fenrir & Co.\Sleipnir\ 以外にインストールした場合はパスを適宜書き換えて下さい。
ソースの表示に任意のエディタを使用する †
例)秀丸エディタを使用する場合
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\View Source Editor\Editor Name] @="C:\\Program Files\\Hidemaru\\hidemaru.exe" |
IE のほか、一部のブラウザも影響を受けます。
また、選択部分のソースを表示ではこの設定に関わらず、インターネットオプションで指定された HTML エディタ(デフォルトではメモ帳)が起動します。
選択部分のソース表示に任意のエディタを使用する。 †
次のいずれかで対処できます。
1.下記の内容を拡張子 .reg のファイルにエンコード形式を UTF-16 (BOM 付き)で保存して実行。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CLASSES_ROOT\.htm\OpenWithList\TeraPad.exe]
[HKEY_CLASSES_ROOT\.html\OpenWithList\TeraPad.exe]
[HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\TeraPad.exe\shell\edit] "FriendlyAppName"="TeraPad"
[HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\TeraPad.exe\shell\edit\command]@="\"C:\\Prg\\TeraPad\\TeraPad.exe\" \"%1\"" |
指定アプリケーションのフルパスが C:\Program Files\TeraPad\TeraPad.exe 以外の場合はパスを適宜書き換えてください。参考:WinFAQ
2.エクスプローラの[ツール](OS によっては[表示])→[フォルダオプション]より拡張子 htm と html の[編集]に使用するエディタを変更。
ウイルスバスターのURLフィルタと個人情報の保護機能に対応させる †
ウイルスバスター2005の場合
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\TmProxy\ProtocolHandler\http\redirect\Sleipnir] "process"="Sleipnir" "port"=dword:00000050 |
ウイルスバスター2006/2007の場合
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\NSC\TmProxy\ProtocolHandler\http\redirect\Sleipnir] "process"="Sleipnir" "port"=dword:00000050 |
IE仕様の右クリックメニューを編集する †
システムフォルダにあるshdoclc.dllの内容を書き換えることによって、SleipnirにあるIE仕様の右クリックメニューの項目をカスタマイズすることができます。
(IEの右クリックメニューも同様に変更されます)
リスクを伴う作業ですので、自己責任でお願いします。環境によっては不具合が生じる可能性があります。
(事前に復元ポイントを作成し,shdoclc.dllをバックアップしておいて下さい)
Resource Hackerでシステムフォルダ(%systemroot%\system32\)にあるshdoclc.dllを開きます。
左ペインのMenu→24641と巡ったところに目的のリソースがあるので書き換えます。
- 項目の順序を自由に並び替えることができます。不要な項目は削除することもできます。
- Resource Hackerの仕様によって、本来は拡張メニューが挿入されるためにある項目が
MENUITEM SEPARATOR
と誤った表記なっているので、以下の通りに正しく書き直して下さい。
MENUITEM " ", 6047
(書き換える場所は「MENUITEM SEPARATOR」が二つ連続するところの上側と「1D サイト選択」メニューの一番下にある「MENUITEM SEPARATOR」です)
- サブメニューを作成する場合は以下のように書き込みます。
POPUP "メニュー名"この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです { POPUP "サブメニュー名" { MENUITEM "アクション名",番号 } MENUITEM " ", 6047 } |
書き換えが終わったらエラーがないことを確認(スクリプトをコンパイル)してから別ファイルとして保存します。
保存したshdoclc.dllをSRCpyを使ってシステムフォルダのshdoclc.dllへコピーします。
(設定で「保護されたファイルのコピー削除を許可する」にチェックを入れないとコピーできません)
PCを再起動すれば反映されます。
参考
http://highway.main.jp/win/kaiteki32.htm
http://members.at.infoseek.co.jp/Quizo/w2kcustom/Contents.html#shdoclc
その他、役に立ちそうなTipsです。
Sleipnirの設定を保存する場所の変更 †
プログラムの同時起動・終了(Programs.ini) †
2.00 正式版(build.2004100)以降対応
Sleipnir 2.xx では起動・終了と同時に他のプログラムを起動・終了させることができます。
"sleipnirのインストールフォルダ\resources\languages\default\japanese\Programs.ini" を任意のエディタ(UTF-8で保存できるもの)で開き、編集したものを、"sleipnirのインストールフォルダ\settings\ユーザー名\setting\" に置くことで、プログラムの同時起動・終了が可能となります。
以下の書式で編集してください。
Program Path[TAB]Class Name[TAB]Window Title
例)C:\Program Files\Irvineフォルダにあるirvine.exe(1.1.2 ver.)を同時起動させたい場合、
C:\Program Files\Irvine\irvine.exe[TAB]TfrmMain[TAB]Irvine 1.1.2
と追記します。
なお、Class NameとWindow Titleは省略しても同時起動できますが、Class Nameを指定することで同時終了も出来るようになります。
※Class Name(クラス名)は"ClassFinderXP"等のソフトで調べることが出来ます。
※Window Title(ウィンドウタイトル)は各ソフトのタイトルバーに書いてあるので見ただけで分かると思いますが、調べることの出来るソフトもありますので必要に応じて探してください。
※注1:必ずUTF-8で保存してください。
※注2:[TAB]はタブ文字を表します。
URI アクションマネージャでの設定例です。ワイルドカードが使用できます。
- 2chブラウザで開く
- 1行目でGoogleのキャッシュに反応するのを抑制
- 2行目でYahoo! Japanのキャッシュに反応するのを抑制
- 3行目で2chブラウザに2chのURLを渡す
- 1~2行目は必ず3行目より上に配置する
- *://*/*.2ch.net/test/read.cgi*でキャッシュ抑制可
- 上のリンクは新規編集ページが開いちゃいました...orz
幾つかのリンクは旧Wikiにとばされるので復活するまで表示できないものがありますね --
- 「ファイルのダウンロード中にSleipnirを閉じても中断されないようにする」は、
ftp://*(アクション:IEで開く)_______________________________________________________(#000000): |
でいいんじゃない? --
拡張子( URI の最後)が .xml/.rdf でない RSS を RSS として利用する †
- 【概要】
- 最後に .feed をつけると .feed を除いた URI を RSS と認識します。
- 例
- 注意点
- 最後が .feed になっている RSS でない URI は直接お気に入りに登録できないが、末尾に # や ? などを付けることでとりあえずの問題は回避できる(.xml/.rdf の問題もあるので強制的に認識するのではなく RSS として認識するチェックオプションなどがあるべきだが、現在のバージョンではそうなっていない)。
自家製 Portable Sleipnir †
プラグインファイルや実行ファイルをUPX圧縮することによって、サイズを大幅に減らすことが出来ます。
UPX: the Ultimate Packer for eXecutables - Homepage
以下、作者の2chでの発言を引用(作者発言@2ch
)
こんな感じでBATファイル作ると楽です。この文字は表示されません。幅を調整するために挿入してあるだけです |
upx --best --strip-loadconf .\bin\*.exe upx --best --strip-loadconf .\bin\*.fx upx --best --strip-loadconf .\bin\*.dll upx --best --strip-loadconf .\plugins\spx\*.spx upx --best --strip-loadconf .\plugins\action\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\bookmark\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\browser\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\dock\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\dynfolder\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\extension\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\importer\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\menu\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\misc\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\panel\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\profile\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\statusbar\*.fx upx --best --strip-loadconf .\plugins\toolbar\*.fx |
尚、圧縮すると起動が遅くなりますので HDD にインストールした Sleipnir ではこの操作を行わないほうがいいかもしれません。アーカイブ版を解凍して出来た Sleipnir の unicode フォルダに UPX と bat ファイルを置いてから bat ファイルを実行してください。
また、非公式のPortableSleipnirですので、圧縮した状態で再現した不具合報告はしないでください。
自己責任で行ってください。
- UPXFを使えばGUIで操作できるようになります。
PortableSleipnirだけではなくSleipnir本体にも適用できます。 --
- この場合バッチ処理で一気にやってしまうのが楽でしょう。上記のBATファイルの例ではSleipnir本体にも適用されますよ? --
Portable Sleipnir 2.45でSleipnir 2.47以降のお気に入りを読み込む †
Sleipnir 2.47以降の「Favorite.ffv」は、Sleipnir 2.46以前で読み込むことができません(2.46 test3から、お気に入りに「訪問回数」「最後に訪問した時間」が保存されるようになりました。その関係でffvファイルのフォーマットが変わったようです)。
プラグインを差し替えることで、この問題を解決できる可能性があります。Sleipnir、Portable Sleipnirが起動していない状態で、以下の作業を行って下さい。
- 完全に非公式です。
なんらかの不具合が発生するかもしれません。Portable Sleipnirのバックアップを取り、動作確認を行った上で実用するかどうか決めて下さい。自己責任でお願いします。
- Sleipnir 公式ページのダウンロードページより Windows 98/98SE/Me 専用のアーカイブ版をダウンロードする。
- 1 のアーカイブを解凍し、
mbsc\pulugins\bookmark\FenrirBookmark.fx
を取り出す。
- PortableSleipnir 2.45 の
インストールフォルダ\pulugins\bookmark\FenrirBookmark.fx
を、2 のファイルと置き換える。