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組み込みスクリプトの書き方 †組み込みスクリプトとは、UserAction スクリプト や SleipnirScriptで実行するよう指定されている SeaHorse スクリプト のことです。 を参照してください。
Sleipnirスクリプトやブラウザ上で動作するスクリプトとの違い †通常、Webページ上に HTML と一緒に記述されているスクリプトは、IEなどのブラウザが処理しています。 window オブジェクト や document オブジェクト を使用する †Webページ上に HTML と一緒に記述されている JavaScript では、 document.title でページのタイトルを取得・設定したり、 window.back() で前のページに戻ったりできますが、 ■documentオブジェクト _document.title = 'すれいぷにる!'; なんてことはありません。document の前に _ (アンダーバー)を付けるだけです。 ■windowオブジェクト _window.back(); documentオブジェクトと同じです。window の前に _ (アンダーバー)を付けるだけです。これでアクティブなウィンドウが前のページに戻ります。 [JScript] var document = _document; var window = _window; などのように定義することで _ (アンダーバー)無しで使うこともできます。 ◆注意 スクリプトから Sleipnir を操作する †スクリプトから Sleipnir を操作する変数(定義済み変数)が用意されています。 使用するには sleipnir.○○○ のように 「sleipnir.」の後に使いたいプロパティ・メソッドを記述するだけです。 例えば、 [JScript] sleipnir.Beep(); で音を鳴らすことができます。 旧来のSleipnir.APIの使用法 †Sleipnirでは、Sleipnirスクリプトから Sleipnir を操作するための API (Sleipnir.API)が多数あります。 [JScript] var pnir = new ActiveXObject("Sleipnir.API"); のように宣言する必要がありましたが組み込みスクリプトでは必要ありません。 sleipnir.API.○○○ と「sleipnir.API.」の後に使いたい Slepipnir.API を記述するだけです。 [JScript] var pnir = sleipnir.API; と宣言しておき、 pnir.○○○ のように使っても良いでしょう。 [JScript] sleipnir.API.SearchBarString = 'すれいぷにる!'; 検索バーの文字列が「すれいぷにる!」になったはずです。 ◆注意 Sleipnirスクリプトにおける例外処理 †ページのリンクをクリックしてダウンロードダイアログが出た際に開かれた空白ウィンドウなどでは _window や _document の値が null になってしまい、 [JScript] var str = _document.URL; などとやった場合にエラーになってしまいます。 [JScript] if (_document == null) { sleipnir.Status = "Document オブジェクトを作成できません"; } else { // TODO: コードをここに記述してください。 } 一般的に、documentオブジェクトしか判定する必要は無いです。 なお、window オブジェクト も document オブジェクト も使用しないスクリプトの場合は、書く必要は無いでしょう。 テンプレート †スクリプトを書く際に、毎回白紙から書くのは大変なので、テンプレートを置いておきます。 [JScript] if (_document == null) { sleipnir.Status = "Document オブジェクトを作成できません"; } else { // TODO: コードをここに記述してください。 } [VBScript] Option Explicit If _document Is Nothing Then Set sleipnir.Status = "Document オブジェクトを作成できません" Else ' TODO: コードをここに記述してください。 End If その他Sleipnirスクリプトに使用できる言語 †COMコンポーネントの呼び出しに対応している言語であれば使用できると思います。
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